ナビ男くんの「アンドロイダー」が気になっていても、名前だけでは何ができる商品なのか分かりにくいものです。
「YouTubeを見るための商品なのか」「TVキャンセラーとは何が違うのか」「Liteで十分なのか」と迷っている方も多いはずです。
アンドロイダーは、純正ディスプレイにFire TV Stickなどの外部映像を表示するためのAndroidAVアダプターです。
ただし、純正テレビを走行中に映すTVキャンセラーとは役割が異なります。
ネット動画を見ることが中心ならアンドロイダーLiteが向いています。
Blu-ray・DVDや外付け地デジ、後席モニターまで使いたい場合は、それらの拡張に対応する通常版アンドロイダーを選びます。
一方で、純正テレビを走行中に見たいだけの場合や、停車中に純正HDMIへFire TV Stickをつなげば目的を満たせる場合は、アンドロイダーを付ける必要はありません。
この記事を読むと、
- アンドロイダーでできること
- アンドロイダーLiteとの違い
- TVキャンセラーやAI BOXとの違い
- 対応車種を判断するときのポイント
- 料金と施工条件
- アンドロイダーが必要な人、不要な人
が分かり、自分の使い方に合う方法を選べます。
- 前席でYouTubeなどのネット動画を見ることが中心
→ アンドロイダーLite - Blu-ray・DVD、外付け地デジ、後席モニターまで使いたい
→ それらの拡張に対応する通常版アンドロイダー - 純正テレビを走行中に見たい、走行中も純正ナビを操作したい
→ 対応するTVキャンセラー - 停車中に純正HDMIで動画を見るだけ
→ アンドロイダーは不要
車種や年式、純正ディスプレイの仕様によって対応条件が異なるため、商品を選ぶ前に自分の車の適合まで見ることが重要です。
ナビ男くんのアンドロイダーは純正画面に外部映像を追加できるAndroidAVアダプター
アンドロイダーの基本は、車内にHDMI入力を追加し、Fire TV Stickなどの外部機器の映像を純正ディスプレイに表示することです。
ネット動画を見る場合は、新設したHDMIへストリーミングデバイスを接続して使います。
Fire TV StickなどをHDMIでつないでYouTubeを表示する
アンドロイダーを取り付けると、HDMI端子と給電用USBポートが新設される現行プランがあります。
そこへFire TV Stickなどのストリーミングデバイスを接続すると、純正ディスプレイにYouTubeやAmazon Prime Videoなどの映像を表示できます。

アンドロイダーそのものだけでYouTubeを見るというより、「アンドロイダーで純正画面に外部映像を入れられるようにし、Fire TV Stickで動画を再生する」という組み合わせです。
通常版のアンドロイダーには拡張ユニットが含まれる現行プランもあり、Fire TV Stickだけでなく、Blu-rayプレーヤーや外付け地デジチューナー、後席モニターへ発展させられます。
詳しい違いは次の章でアンドロイダーLiteと比較します。
なお、対応する現行商品では、アンドロイダーを介して接続した映像を走行中も表示できます。
これは同乗者が映像を楽しむための機能です。
運転者が走行中にディスプレイを注視する使い方はしないでください。
アンドロイダーはCarPlayを使って純正ディスプレイに映像を表示する
現行のアンドロイダーでは、車両側のApple CarPlay接続を利用して映像を純正ディスプレイへ表示する方式が採用されています。
「CarPlayを使うなら、スマートフォンのCarPlayが使えなくなるのでは」と気になるところですが、現在の主要プランではアンドロイダー側にもApple CarPlayとAndroid Autoが搭載されています。
たとえば新型RAV4向けでは、車両側のCarPlayをアンドロイダーが使用しながら、アンドロイダー側のメニューからApple CarPlayやAndroid Autoへ切り替えられる仕様になっています。
マツダ向けの現行プランにもApple CarPlay/Android Autoが搭載されており、スマートフォンをつなぎ替えずに利用できます。
ただし、画面の切り替え方法や使用時の条件は車種によって異なります。
そのため「アンドロイダー対応車」と書かれているだけで判断せず、自分の車種・年式・純正ディスプレイに対応した商品ページまで見る必要があります。
YouTubeを見るにはFire TV Stickと通信環境を別に用意する
アンドロイダーを取り付けただけでは、YouTubeやAmazon Prime Videoを再生できる状態にはなりません。
Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスは、利用者側で別途用意します。
さらに、動画を再生するには車載Wi-Fiやスマートフォンのテザリングなど、インターネットへ接続できる環境が必要です。
利用する動画サービスによっては、アカウントへのログインや契約も必要になります。
Fire TV Stickなどの初期設定やWi-Fi設定、アカウント入力は、利用者自身で行います。
そのため、アンドロイダーを検討するときは本体の取付費用だけでなく、
「Fire TV Stickを用意する」
「車内の通信環境を用意する」
ところまで含めて考えておくと、取り付け後に「アンドロイダーだけでは動画を見られない」と気づく事態を避けられます。
アンドロイダーとLiteの違いはBlu-ray・地デジ・後席モニターへの拡張性
アンドロイダーとアンドロイダーLiteは、どちらもFire TV Stickなどを使ってネット動画を純正ディスプレイに表示できます。
大きな違いは、ネット動画以外の映像機器や後席モニターまで広げたいかどうかです。
Liteはストリーミングデバイスに特化しています。
通常版のうち対応するプランでは、拡張ユニットを使ってBlu-rayプレーヤー、地デジチューナー、新設する後席モニターまで接続できます。
| 比較項目 | アンドロイダーLite | 通常版アンドロイダー(対応プラン) |
|---|---|---|
| Fire TV Stickなど | ○ | ○ |
| YouTube・Prime Videoなど | ○ | ○ |
| Blu-ray・DVDプレーヤー追加 | ― | ○ |
| 外付け地デジチューナー追加 | ― | ○ |
| 後席モニター新設・映像出力 | ― | ○ |
| 主な使い方 | ネット動画中心 | カーAVを幅広く追加 |
※対応内容は車種・商品によって異なります。純正後席モニターへアンドロイダーの映像を出せるとは限りません。
アンドロイダーLiteは前席でネット動画を見る使い方が中心
アンドロイダーLiteは、通常版から拡張機能を省き、Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを使ったネット動画視聴に特化したプランです。
そのため、前席の純正ディスプレイでYouTubeやPrime Videoを見ることが中心なら、Lite対応車では通常版まで選ぶ必要はありません。
たとえばトヨタ向けLiteでは、Fire TV Stickなどの映像をズーム・ワイド表示でき、アンドロイダーを介した映像は同乗者向けに走行中も表示できます。
一方で、Liteを付けても純正テレビそのものが走行中に映るようになるわけではありません。
純正テレビや走行中の純正ナビ操作を使いたい場合は、TVキャンセラーが別に必要です。
通常版はBlu-ray・DVD・外付け地デジを追加できる
通常版アンドロイダーは、ネット動画だけでなく、映像ソースを増やしたい人向けです。
現行のトヨタ向け通常版には拡張ユニットが含まれており、オプションとしてBlu-rayプレーヤーや外付け地デジチューナーを接続できます。
Blu-rayプレーヤーでは、BDだけでなくDVDやCDも再生できます。
たとえば、
「通信量を気にせず映画を見たい」
「自宅にあるBlu-rayやDVDを車でも見たい」
「純正テレビとは別に地デジチューナーを追加したい」
といった使い方なら、Liteより通常版の方が目的に合います。
ここで注意したいのは、通常版を付けただけでBlu-rayや地デジまで付いてくるわけではないことです。
通常版にはそれらを接続できる拡張ユニットが含まれますが、Blu-rayプレーヤーや地デジチューナーは追加オプションです。
通常版は新設した後席モニターへ外部映像を出力できる
家族で長距離ドライブをするなら、前席だけでなく「後ろの席でも見られるか」は大きな違いになります。
トヨタ・マツダ向けなど、後席モニター新設に対応する通常版アンドロイダーでは、新たに後席モニターを取り付け、アンドロイダーを介したFire TV StickやBlu-ray、地デジチューナーなどの映像を表示できる現行プランがあります。
これなら、前席の純正ディスプレイだけでなく、後席でもネット動画やディスク映像を楽しめます。
ただし、ここでいう後席モニターは、アンドロイダーと組み合わせて新設するモニターです。
車両にもともと付いている純正後席モニターへ、そのままアンドロイダーの映像を出せるとは限りません。
トヨタ向け通常版では、純正後席モニターにアンドロイダーの映像を表示できません。また、ランドクルーザー300の純正リアモニター付き車ではLiteを利用できません。
後席でも動画を見たい場合は、「リアモニター付き車だから大丈夫」と考えず、現在付いているモニターの種類まで含めて適合を見る必要があります。
ネット動画だけならLite、後席やBlu-rayまで使うなら通常版が合う
通常版とLiteで迷ったら、まず「車内で何を見たいか」を考えると違いが分かりやすくなります。
前席の純正ディスプレイでFire TV Stickを使い、YouTubeやPrime Videoを見ることが中心なら、Liteで足りる場合があります。
Liteは、ストリーミングデバイスによるネット動画視聴に特化したプランです。
反対に、
・Blu-rayやDVDも見たい
・外付け地デジを追加したい
・新しく後席モニターを付けたい
・前席と後席で外部映像を楽しみたい
という場合は、それらの機能に対応する通常版アンドロイダーを選びます。
「通常版の方が高機能だから」という理由だけで選ぶ必要はありません。
ネット動画だけで十分ならLite、映像機器や後席まで広げたい場合は対応する通常版というように、実際に使う機能に合わせて選ぶことが大切です。
TVキャンセラー・AI BOX・アンドロイダーは目的が違う
車内でYouTubeやテレビを見たいと考えたとき、アンドロイダー以外にもTVキャンセラーやAI BOXがあります。
ただし、3つは同じことをする商品ではありません。
純正テレビを使いたいのか、動画アプリを直接使いたいのか、HDMI機器や後席モニターまで追加したいのかで選ぶ方法が変わります。
| やりたいこと | 主な選択肢 |
|---|---|
| 純正テレビを走行中も同乗者が見たい | 対応するTVキャンセラー |
| 走行中も純正ナビを操作したい | 対応するTVキャンセラー |
| YouTubeなどのアプリを機器本体で使いたい | AI BOX |
| Fire TV StickなどHDMI機器を使いたい | アンドロイダー/Lite |
| Blu-ray・DVDを追加したい | 対応する通常版アンドロイダー |
| 新しく後席モニターを付けて外部映像を映したい | 対応する通常版アンドロイダー |
※TVキャンセラーやアンドロイダーの対応機能は、車種・年式・純正ナビによって異なります。
TVキャンセラーは純正テレビや走行中のナビ操作を使いたい人向け
「車にテレビは付いているので、走行中も同乗者が見られればいい」
この場合は、アンドロイダーではなくTVキャンセラーを選びます。
ナビ男くんのアンドロイダーには、純正テレビの視聴制限を解除するTVキャンセラー機能はありません。
現行RAV4向けアンドロイダーも、取り付けただけでは純正テレビを走行中に表示できません。
一方、ナビ男くんのTVキャンセラーには、対応車で走行中の純正テレビ表示やナビ操作を可能にする商品があります。
たとえばトヨタの対応ディスプレイオーディオ向け商品では、新設スイッチをONにすると、走行中も地デジ・HDMI・USB・Miracastの映像を表示でき、テレビ視聴中もナビ操作ができます。
ただし、TVキャンセラーの機能は車種や純正ナビによって同じではありません。
「TVキャンセラーを付ければ、どの車でも同じようにテレビ・HDMI・ナビ操作が使える」とは考えず、自分の車に対応する商品の仕様を見る必要があります。
また、TVキャンセラーは新しい映像コンテンツを追加する商品ではありません。
純正ナビにもともとテレビがあり、「そのテレビを同乗者が走行中も見たい」という目的ならTVキャンセラー。
Fire TV StickやBlu-rayなど、車になかった映像機器を追加したいならアンドロイダーという違いがあります。
AI BOXは本体上で動画アプリなどを使いたい人向け
YouTubeを見る方法としては、AI BOXも比較対象になります。
代表的なAI BOXにはAndroid OSを搭載し、Google PlayからYouTubeやNetflix、Spotify、ナビアプリなどを追加できる製品があります。
対応する純正CarPlayへ接続して使うため、Fire TV Stickを別に用意せず、AI BOX本体でアプリを動かせるのが特徴です。
この点がアンドロイダーとの大きな違いです。
アンドロイダーは、前章で触れたようにFire TV Stickなどの外部映像機器をHDMIへ接続して使います。
一方のAI BOXは、
「YouTubeアプリをAI BOXに入れる」
「Netflixなどの対応アプリをAI BOX上で操作する」
という使い方が中心です。
後席モニターやBlu-rayが不要で、純正画面で動画アプリを使えれば十分なら、AI BOXで足りる場合があります。
ただし、AI BOXもすべての車で使えるわけではありません。
製品ごとにCarPlayの対応条件があり、車両側の仕様によって適合が変わります。
購入する場合は、「CarPlayが付いている」というだけで判断せず、製品メーカーの適合情報まで見る必要があります。
対応する通常版アンドロイダーはHDMI機器や後席モニターまで拡張できる
アンドロイダーの強みは、YouTubeを見ることだけではありません。
対応する通常版では、Fire TV StickなどのHDMI機器に加えて、Blu-ray・DVDプレーヤー、外付け地デジチューナー、新設する後席モニターまで組み合わせられる現行商品があります。
たとえば、
「子どもは後席でFire TV Stickを見たい」
「長距離移動ではBlu-rayも使いたい」
「前席だけでなく後席にもモニターを追加したい」
という使い方なら、AI BOXだけでなく通常版アンドロイダーも比較対象になります。
逆に、純正画面で動画アプリを使うだけなら、ここまでの拡張機能は必要ありません。
アンドロイダーは機能が多いから選ぶ商品ではなく、HDMI機器や後席まで含めたカーAV環境を作りたい人に向く商品と考えた方が分かりやすいです。
なお、アンドロイダーへ外付け地デジチューナーを追加すれば、純正テレビとは別のテレビ環境を作れる商品もあります。
これは「アンドロイダーが純正テレビの視聴制限を解除している」のではありません。
アンドロイダーを経由して新設した地デジチューナーの映像を表示する仕組みです。
輸入車向けの現行商品にも、この方法があります。
何を見たいか、どこで見たいかで必要な商品が決まる
3つの方法で迷ったら、商品名から選ぶのではなく、まず自分がやりたいことを決めます。

- 純正テレビを使いたい
→ 対応するTVキャンセラー - YouTubeなどのアプリを純正画面で使いたい
→ AI BOXも比較対象 - Fire TV Stickを使いたい
→ アンドロイダー/Lite - Blu-rayや新設する後席モニターまで使いたい
→ 対応する通常版アンドロイダー
さらに、車に純正HDMIが付いていて、停車中にFire TV Stickを見るだけなら、アンドロイダーもTVキャンセラーも必要ない場合があります。
反対に、純正HDMIがない、後席まで映像環境を作りたい、複数の映像機器を接続したいといった条件が増えるほど、アンドロイダーを使うメリットは大きくなります。
大切なのは「どの商品が一番高機能か」ではありません。
何を見たいのか、前席だけなのか後席でも見たいのか、純正機能を使いたいのか新しい機器を追加したいのか。
ここまで決めてから商品を比較すると、自分には不要な機能に費用をかけずに済みます。
対応車種は車種名だけでなく年式・純正ナビ・CarPlayの条件まで見る
アンドロイダーは、同じ車名ならすべて取り付けられる商品ではありません。
車種に加えて、年式や改良時期、純正ディスプレイの種類、CarPlayへの対応、純正後席モニターの有無などによって適合が変わります。
「自分の車種が商品一覧に載っている」だけで購入を決めないことが重要です。
アンドロイダーは国産車から輸入車まで車種別商品が用意されている
ナビ男くんの現行AndroidAVアダプターには、トヨタやマツダのほか、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェ、Jeep、プジョー/シトロエン、ランドローバー系などの対応商品があります。
ただし、すべてが同じアンドロイダーではありません。
車両側の純正システムに合わせて商品が分かれており、価格や接続方法、利用できる機能も異なります。
たとえばトヨタ向けには12.3インチディスプレイオーディオ用、マツダ向けにはマツダコネクト用、Jeep向けにはUCONNECT用の商品があります。
そのため、
「トヨタだから対応」
「CX-5だから対応」
とメーカー名や車名だけで考えるのではなく、自分の車に付いている純正システムまで合わせて見る必要があります。
対応車種は追加・変更されることがあるため、最新の対応状況は購入時の公式商品ページで見てください。
同じ車種でも年式や純正ディスプレイの仕様で商品が変わる
特に注意したいのが、同じ車種名でも年式や改良時期によって純正ディスプレイが変わるケースです。
たとえばトヨタ向け通常版アンドロイダーでは、主な対象は12.3インチディスプレイオーディオ/ディスプレイオーディオPlus搭載車です。
ハリアーは2022年9月以降、プリウスは60系、ランドクルーザー300は2025年3月改良型など、車種によって対象となる年式が異なります。
つまり、「ハリアーにアンドロイダーがある」=「すべての80系ハリアーに同じ商品を付けられる」という意味ではありません。
マツダでも同じです。
現行の新型CX-5向けアンドロイダーは、マツダコネクトのCarPlay付き車が対象です。
車名が一致していても、純正システム側の条件を満たしている必要があります。
アンドロイダーはCarPlayを介して純正画面へ映像を表示する現行商品があるため、「CarPlayが使えるか」は重要な適合条件の一つです。
トヨタ向けLiteでも、アンドロイダーの接続にはCarPlayが使われています。
そのため、アンドロイダーの適合を調べるときは、車名だけでなく次の情報も必要です。
・車種
・年式
・改良前/改良後
・純正ディスプレイやナビの種類
・CarPlayの有無
年式が分からない場合は、初度登録年月や車検証の情報を手元に用意しておくと、自分の車に対応する商品を探しやすくなります。
純正後席モニターの有無など装備によって利用条件が変わる
もう一つ見落としやすいのが、メーカーオプションや純正後席モニターなどの装備です。
たとえばランドクルーザー300向けLiteは、純正後席モニター非装着車のみ対応します。
純正リアモニター付き車ではLiteを利用できないため、通常版を選ぶ必要があります。
また、アンドロイダーを取り付ければ、車にもともと付いている純正後席モニターへ、そのままアンドロイダーの映像を出せるとは限りません。
トヨタ向け通常版でも、純正後席モニターにアンドロイダーの映像は表示できません。
後席でもFire TV StickやBlu-rayなどを見たい場合は、アンドロイダー対応の後席モニターを新設する必要があります。
この違いは、後席で子どもや家族が動画を見ることを目的にしている人には特に重要です。
「アンドロイダー対応車だから後席でも見られる」と考えて購入すると、見たい映像を後席に表示できない場合があります。
自分の車が対応しているかを見るときは、車名だけではなく、年式・純正ナビ・ディスプレイサイズ・CarPlay・純正後席モニターなどの装備まで含めて商品条件と照らし合わせることが必要です。
対応条件が分からない場合は、公式の商品一覧から自分の車に該当する商品ページを開き、適合条件を見てください。
それでも判断できない点は、車両情報をそろえたうえでナビ男くんへ問い合わせる方が確実です。
アンドロイダーの料金はLiteと通常版、車種、追加機器で変わる
アンドロイダーの料金は一律ではありません。
2026年8月15日時点では、トヨタ・マツダ向けのLiteは68,000円、通常版は88,000円から用意されています。
一方、輸入車向けは10万円を超える商品も多く、Blu-rayや後席モニターを追加すれば総額はさらに上がります。
| プラン・商品例 | 料金(税込) |
|---|---|
| トヨタ・マツダ向け アンドロイダーLite | 68,000円~ |
| トヨタ・マツダ向け 通常版アンドロイダー | 88,000円~ |
| メルセデス・ベンツ/VW/アウディ向け アンドロイダー | 108,000円~ |
| ランドローバー系 アンドロイダー | 124,500円~ |
| Jeep向け アンドロイダー | 126,000円~ |
| ポルシェ向け アンドロイダー | 135,500円~ |
※2026年8月15日時点のナビ男くん公式掲載価格。オプションや車種によって総額は変わります。
アンドロイダーLiteは68,000円の現行プランがある
ネット動画を見ることが中心なら、まず比較したいのがアンドロイダーLiteです。
トヨタ12.3インチディスプレイオーディオ向けLiteは、2026年8月15日時点で68,000円(税込)。
公式では「工事費コミ」のプランとして販売されています。
マツダコネクト向けLiteも68,000円からです。
通常版との差額だけを見ると2万円ですが、Liteは前章で触れたように、Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを使ったネット動画視聴に特化した商品です。
Blu-rayや外付け地デジ、後席モニターまで追加する予定がないなら、必要のない拡張機能のために通常版を選ぶ必要はありません。
ただし、Liteでも純正テレビを走行中に見たい場合や、走行中に純正ナビを操作したい場合は、別途TVキャンセラーが必要です。
通常版はトヨタ・マツダで88,000円の現行プランがある
トヨタやマツダ向けの通常版アンドロイダーは、2026年8月15日時点で88,000円(税込)から販売されています。
たとえば、ハリアー・クラウンシリーズ・60系プリウスなどに対応するトヨタ12.3インチディスプレイ向け商品は88,000円です。
この基本プランには車両への施工サービスが含まれ、HDMI端子と給電用USBの新設に加えて、Blu-rayプレーヤーや地デジチューナー、後席モニターを接続できる拡張ユニットも含まれています。
ただし、88,000円ですべての映像機器が付くわけではありません。
Fire TV Stickは利用者側で用意し、Blu-rayプレーヤーや地デジチューナー、後席モニターを付ける場合は、それぞれ追加料金がかかります。
そのため、通常版を検討するときは「アンドロイダー本体はいくらか」だけでなく、最終的にどこまで付けたいのかを先に決めておく方が総額を把握しやすくなります。
輸入車向け通常版は車種によって基本料金が異なる
輸入車は国産車向けの88,000円とは価格設定が異なるため、車種ごとの基本料金を見る必要があります。
現行商品の価格は、次の金額からです。
・メルセデス・ベンツ:108,000円~
・フォルクスワーゲン:108,000円~
・アウディ:108,000円~
・ランドローバー系:124,500円~
・Jeep:126,000円~
・ポルシェ:135,500円~
いずれも税込の掲載価格で、オプションによって価格が変わります。
輸入車は純正ナビやディスプレイのシステムがメーカーごとに異なるため、商品も車種別に分かれています。
「アンドロイダーは88,000円」と覚えるのではなく、自分の車に対応する商品ページに表示された価格を見るのが確実です。
なお、BMWや一部MINI向けには、「カーパッセンジャー」という別名称のAndroidAVアダプターもあります。
アンドロイダーと同一商品として価格を比較しないよう注意してください。
Blu-ray・地デジ・後席モニターは通常版の追加料金になる
通常版の特徴は、映像機器を追加できることです。
トヨタ12.3インチディスプレイ向け現行商品のオプション料金は、次のとおりです。
・地デジチューナー:44,000円(税込・工賃込み)から
・Blu-rayプレーヤー:72,500円(税込・工賃込み)
・後席用モニター:55,000円(税込・工賃込み)から
Blu-rayプレーヤーはBDだけでなくDVDやCDにも対応し、後席モニターは10.1インチの「スマモニ・ライト」を1枚から追加できます。
オプションを追加すると、支払う総額は大きく変わります。
たとえば通常版88,000円にBlu-rayプレーヤー72,500円を追加すると、その2点だけでも160,500円になります。
さらに後席モニターまで付ければ費用は上がります。
そのため、「せっかくだから全部付ける」ではなく、
「ネット動画だけでいいのか」
「Blu-rayを本当に使うのか」
「後席で見る必要があるのか」
を先に決めておく方が、不要な追加費用を抑えられます。
Fire TV Stick・通信費・動画サービス利用料は基本料金に含まれない
アンドロイダーの掲載価格だけで、YouTubeやPrime Videoをすぐに見られる環境がすべて揃うわけではありません。
Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスは利用者自身で用意します。動画を見るには、車載Wi-Fiやスマートフォンのテザリングなどの通信環境も必要です。
さらに、Fire TV StickなどのセットアップやWi-Fi設定、アカウント入力も利用者側で行います。
Netflixなど有料の動画配信サービスを利用する場合は、そのサービスの契約・利用料金もアンドロイダーの商品価格とは別です。
アンドロイダーの施工料金
+ Fire TV Stickなどの機器代
+ 通信費
+ 利用する動画サービスの料金
+ 必要に応じた追加オプション
前席でネット動画を見るだけならLiteで費用を抑えられます。
一方、Blu-rayや後席モニターまで求めると10万円台後半、構成によってはそれ以上になるため、料金だけを見るのではなく、自分が実際に使う機能まで含めてプランを決めることが大切です。
アンドロイダー以外も含めた施工込み価格や、オプション・出張費で総額がどう変わるかは、ナビ男くんの料金・工賃ページでまとめています。
アンドロイダーは商品と取付をセットで申し込み施工を受ける
今回確認したトヨタ向け通常版・Lite、マツダ向けLiteは、いずれも車両への施工サービス込みの商品です。
商品だけを受け取って自分で取り付けるのではなく、注文後に施工日を決め、ナビ男くんPITなどで取り付けてもらう流れです。
注文が確定すると、施工日時について担当者からメールまたは電話で連絡があります。
希望する施工場所や日程まで含めて申し込むため、購入前には「どこで取り付けてもらえるか」も見ておきたいポイントです。
基本施工は約2時間の現行プランがある
アンドロイダーの取付時間は、基本プランなら約2時間が一つの目安です。
トヨタ12.3インチディスプレイ向け通常版の施工時間は、約2時間です。
アンドロイダーLiteも、トヨタ向け・マツダ向けの現行商品で約2時間です。
ただし、2時間で必ず終わるわけではありません。
Blu-rayプレーヤー、地デジチューナー、後席モニター、TVキャンセラーなどを同時に付ける場合は、その分の作業時間が加わります。
たとえばトヨタ向け通常版では、地デジチューナーの追加施工に約1時間、トヨタ向けLiteではTVキャンセラーの追加施工に約30分かかります。
そのため、
「アンドロイダーだけ取り付ける」
「Blu-rayや後席モニターもまとめて付ける」
では、車を預ける時間が変わります。
複数の商品を同時施工する場合は、基本の2時間だけで予定を組まず、注文後の日程調整時に必要な作業時間まで聞いておく方が安心です。
PIT施工と出張施工の可否は商品によって異なる
施工方法で特に注意したいのが、すべてのアンドロイダーが同じ条件で出張取付に対応しているわけではないことです。
たとえば、トヨタ12.3インチディスプレイ向け通常版アンドロイダーは、ナビ男くんPITへの来店施工だけでなく、出張取付にも対応しています。
一方、トヨタ向けアンドロイダーLiteは条件が異なります。
現行商品では、原則としてナビ男くんPITへの来店施工となり、単体での出張取付は静岡・仙台・山形の一部エリアに限られています。
ただし、ほかの出張サービス対象商品と同時に購入した場合は、一緒に出張施工できます。
マツダ向けアンドロイダーLiteも同様に、通常はPIT施工で、静岡・仙台・山形の一部エリアを除いて単体での出張取付は行っていません。
つまり、「ナビ男くんは出張取付をしているから、自宅でアンドロイダーを付けてもらえる」と一律に考えることはできません。
通常版かLiteか、車種、施工地域、同時に申し込む商品によって条件が変わります。
自宅での施工を希望する場合は、商品を決める前に、その商品ページで出張取付の対象になっているかまで見る必要があります。
製品・施工保証は1年間の現行プランがある
今回確認した現行プランには、製品と施工の保証が付いています。
トヨタ向け通常版アンドロイダーでは、製品保証・施工保証ともに施工日から1年間です。
保証期間中の製品故障や施工不良は、無償対応です。
トヨタ向けLite、マツダ向けLiteも、製品・施工保証は施工日から1年間です。
アンドロイダーは、HDMI端子やUSBを新設し、車両の純正ディスプレイと組み合わせて使う商品です。
そのため、価格だけでなく、
「取付まで任せられるか」
「施工後に不具合が出たときに対応してもらえるか」
まで含めて比べる意味があります。
ただし、1年間ならどの症状でも無条件で保証されるという意味ではありません。
保証対象は、製品故障と施工不良です。
Fire TV Stickなど利用者が用意した機器や、動画サービス・通信環境のトラブルは保証対象とは別です。
アンドロイダーを申し込むときは、商品価格だけでなく、施工場所・必要な作業時間・保証内容まで見て、自分が利用できる条件かを確かめておく必要があります。
実際に申し込む場合の注文、支払い、施工日の調整、PIT来店・出張施工までの流れは、ナビ男くんの利用方法ページでまとめています。
アンドロイダーが必要な人と不要な人
ここまで機能や料金を見て、「自分には通常版が必要なのか、Liteで足りるのか」と迷っている方もいると思います。
アンドロイダーは、取り付ければ誰にでもメリットがある商品ではありません。
前席だけでネット動画を見るのか、Blu-rayや後席モニターまで使うのか、純正テレビを見たいのかによって、必要な商品は変わります。
通常版が向くのは後席モニターやBlu-rayまで使いたい人
通常版が向くのは、ネット動画に加えてBlu-ray・DVDや外付け地デジ、新設する後席モニターも使いたい人です。
ただし、利用できる拡張機能は車種・商品によって異なります。
前席でネット動画を見るだけなら、Liteの対応車では通常版の拡張機能は不要です。
後席モニターを追加する場合も、純正テレビなどの標準装備映像まで表示できるとは限りません。
Liteが向くのは前席でネット動画を見ることが中心の人
後席モニターやBlu-rayを使う予定がなく、前席でYouTubeやPrime Videoなどのネット動画を見ることが中心なら、Liteが向いています。
ただし、LiteはTVキャンセラーではありません。
純正テレビの走行中表示や走行中の純正ナビ操作が目的なら、対応するTVキャンセラーが別に必要です。
ネット動画を見るのか、車にもともと付いているテレビを使うのかで選ぶ商品が変わります。
純正テレビを走行中に見たいだけならTVキャンセラーを先に検討する
「YouTubeやBlu-rayは必要ない。純正テレビを同乗者が走行中も見られれば十分」という場合は、まず自分の車に対応するTVキャンセラーがあるかを見ます。
対応するTVキャンセラーだけで足りるなら、アンドロイダーを追加する必要はありません。
TVキャンセラーの車種ごとの適合や純正ナビへの影響まで知りたい場合は、ナビ男くんのテレビキャンセラー総合ページにまとめています。
純正テレビに加えてFire TV StickやBlu-ray、後席モニターも使いたい場合は、TVキャンセラーとは別にアンドロイダーの対応商品も比較します。
なお、走行中に映像を表示できる機能は同乗者向けです。
運転者が走行中に画面を注視する使い方はしないでください。
純正HDMIで停車中に動画を見るだけならアンドロイダーは不要
車によっては、純正ナビやディスプレイにHDMI入力が備わっている場合があります。
そのHDMIへFire TV Stickなどを接続でき、停車中に前席でネット動画を見るだけで目的を満たせるなら、アンドロイダーを追加する必要はありません。
そのため、アンドロイダーを選ぶ前に、まず純正HDMIの有無を見てください。
アンドロイダーのメリットは、単に「Fire TV Stickが使えること」だけではありません。
純正画面への表示方法を追加したり、対応する通常版ではBlu-ray・地デジ・後席モニターまで広げたりできることにあります。
すでに車両側のHDMIだけで目的を達成できるなら、そのためだけに数万円をかけてアンドロイダーを追加する必要はありません。
一方で、
「純正HDMIがない」
「走行中も同乗者がネット動画を見たい」
「後席にも映したい」
といった希望がある場合は、車両側の純正機能だけでは足りないことがあります。
純正HDMIの有無や使用条件は車種・年式・ナビによって異なるため、自分の車の取扱説明書やメーカー公式情報を見たうえで比較してください。
アプリを直接使える機器を求めるならAI BOXも比較対象になる
Fire TV Stickを別に用意せず、純正ディスプレイで動画アプリを直接使いたいなら、AI BOXも比較対象です。
後席モニターやBlu-rayが不要なら、アンドロイダーだけに絞る必要はありません。
ただし、AI BOXにもCarPlayなど製品ごとの対応条件があります。
前席でネット動画だけならLiteやAI BOX、純正テレビだけならTVキャンセラー、停車中に純正HDMIで足りるなら追加商品なし。
そして、Fire TV Stickに加えてBlu-rayや後席モニターまで使いたいなら、それらの拡張に対応する通常版アンドロイダー。
自分が実際に使う機能まで絞ってから選ぶ方が、不要な費用をかけずに済みます。
購入前はCarPlay・純正機能・車両アップデートへの注意が必要
アンドロイダーは純正ディスプレイを活用できる一方、取り付け後も車両のすべての機能を今までどおり同時に使えるとは限りません。
特に、CarPlayの使い方、純正後席モニターへの映像出力、車両側プログラムの更新は購入前に知っておきたいポイントです。
条件は商品や車種によって異なるため、自分の車に対応する商品ページの注意事項まで読む必要があります。
アンドロイダー使用中はスマートフォン機能との併用条件がある
アンドロイダーは、対応する車両ではCarPlayの仕組みを利用して純正ディスプレイへ映像を表示します。
そのため、スマートフォン側のCarPlayやBluetoothとの使い方には、商品によって条件があります。
たとえば一部の現行商品では、アンドロイダーにペアリングしたスマートフォンを操作すると、視聴中のネット動画やテレビなどの音声が途切れることがあります。
その場合は、アンドロイダーのホーム画面からHDMIを選び直す必要があります。
一方、MINI向けの現行アンドロイダーでは条件が異なります。
車両側のCarPlayをアンドロイダーが使用するため、iPhone側は「CarPlayを使用しない」設定にし、ハンズフリー通話にはBluetoothを使います。
普段からCarPlayでナビアプリや音楽を使っている人は、アンドロイダー使用中に何が併用できるのか、どのように切り替えるのかまで見てから申し込む必要があります。
純正テレビや純正後席モニターへ映せる内容には制限がある
アンドロイダーを取り付けても、純正ディスプレイや純正後席モニターに表示できる映像がすべて増えるわけではありません。
たとえばトヨタ向け通常版では、アンドロイダーを介して接続したFire TV Stick、外付け地デジチューナー、Blu-rayプレーヤーなどの映像は、対応する新設後席モニターへ出力できます。
一方で、車両にもともと付いている純正テレビなどの標準装備映像は、アンドロイダー経由で後席モニターへ送るものではありません。
さらに、純正後席モニターへアンドロイダーの映像を表示できないと明記された現行商品があります。
トヨタ向け通常版やマツダ向け商品にも、同じ制限があります。
後席で動画を見たい人は、この点に注意が必要です。
たとえば、「純正後席モニターが付いているから、アンドロイダーを追加すればFire TV Stickもそこに映る」とは限りません。
後席でネット動画やBlu-rayを見たい場合は、今付いている純正モニターを使えるのか、それともアンドロイダー対応の後席モニターを新設する必要があるのかまで確認しておく必要があります。
また、Fire TV StickやBlu-rayプレーヤーなどの操作は、車両のタッチパネルではなく、それぞれの機器に付属するリモコンを使う現行商品があります。
純正ディスプレイに映るからといって、純正機能と同じ操作方法になるわけではありません。
車両側プログラムの更新後は動作条件が変わることがある
もう一つ知っておきたいのが、車両側のソフトウェア更新です。
車両側プログラムのアップデート後に、アンドロイダーが正常に動作しなくなる場合があります。
その場合は、必要に応じてアンドロイダー側のファームウェアで対応します。
一度取り付けても、車両アップデート後まで同じ状態で使い続けられるとは限りません。
ディーラー点検などで車両ソフトウェアを更新したあとに映像が表示されなくなった場合は、機器の故障だけでなく、車両側の更新が影響していないかも見る必要があります。
また、商品によっては映像処理の仕様で文字がかすれて見える車種があります。この表示は故障ではありません。
アンドロイダーは純正ディスプレイへ後付け機器を組み合わせる商品だからこそ、対応車種だけでなく、現在の純正システムとの相性や使用上の制限まで納得したうえで選ぶことが重要です。
なお、走行中に映像を表示できる機能は同乗者向けです。
ナビ男くん公式でも、運転者が走行中にナビモニターを注視しないよう注意しています。
リンク先では、車種別のアンドロイダー/Liteと掲載価格を一覧で見られます。自分の車に該当する商品を選び、適合条件や施工内容をご覧ください。
まとめ|アンドロイダーは見たい映像と使う席から通常版・Lite・別の方法を選ぶ
ナビ男くんのアンドロイダーは、純正ディスプレイにFire TV Stickなどの外部映像を表示できるAndroidAVアダプターです。
ただし、すべての人に通常版アンドロイダーが必要なわけではありません。
何を見たいのか、前席だけで使うのか、後席でも使いたいのかによって適した方法は変わります。
選び方をまとめると、次のようになります。
- 前席でYouTubeやPrime Videoなどのネット動画を見ることが中心
→ アンドロイダーLite - Fire TV Stickに加えて、Blu-ray・DVDや外付け地デジ、新設する後席モニターまで使いたい
→ それらの拡張に対応する通常版アンドロイダー - 車にもともと付いている純正テレビを走行中も同乗者が見たい
→ 対応するTVキャンセラー - 純正ディスプレイ上で動画アプリを直接使いたい
→ AI BOXも比較対象 - 停車中に純正HDMIへFire TV Stickをつなぐだけで目的を満たせる
→ アンドロイダーを追加する必要はない
対応する通常版アンドロイダーは、Blu-rayや後席モニターまで広げられる点が大きな特徴です。
一方、ネット動画だけならLiteで足りるため、使わない機能のために通常版を選ぶ必要はありません。
また、アンドロイダーとTVキャンセラーは役割が違います。
アンドロイダーを取り付けても、純正テレビの走行中表示や走行中の純正ナビ操作が使えるようになるわけではありません。
純正テレビを見ることが目的なら、先にTVキャンセラーから選んでください。
最後に大切なのが適合です。
同じ車種でも、年式や純正ナビ・ディスプレイの仕様、CarPlay、純正後席モニターの有無などによって対応する商品や使える機能が変わります。
商品名や価格だけで決めず、「自分の車で何を、どの席で見たいのか」まで決めてから対応商品を選ぶ。
これが、アンドロイダーで余計な費用をかけず、自分に必要なカーAV環境を作るための基本です。
アンドロイダーが自分の用途に合いそうだと分かったうえで、施工対応や料金、予約について実際の利用者がどう評価しているか知りたい場合は、ナビ男くんの口コミ・評判も参考になります。
